ギターって数ある楽器の中でもお手軽な印象がありませんか?たいていの楽器店やリサイクルショップで売られていて、「なんか楽器やろう」と思ったら、とりあえず候補にあがる楽器かと思います。
かくいう私も「かっこいいから」という理由でギターをはじめ、挫折した人間です。
今回は私がギターを挫折した原因と、再挑戦するきっかけを書きます。
中学生で最初の挫折。
初めてギターを触ったのは中学生の時でした。お茶の水の某楽器店でいわゆる初心者セットを買いました。
ついでに教本も買って、家で早速弾いてみたわけです。が、
指が痛い。
よくFコードで挫折するといった話はありますが、私はCコードが押さえられませんでした。
あえなく3日で挫折。
その時は、指の力が弱いせいでコードが押さえられない、指が痛いのだと思っていました。
高校、大学、社会人。挫折は続くよどこまでも。
中学生の時に一度はあきらめたギターでしたが、その後も何度か挑戦しました。
高校時代は、部活動で他の弦楽器を弾いていたこともあり、指の力もついただろうと思ってギターを再開しました。が、
指が痛い。
中学生の時と同じ理由でまたも挫折しました。
その後大学生、社会人になってからもある日ふとギターを取り出してみるのですが、相変わらず指が痛くて押さえられないままでした。
原因はギターにあった?
初めての挫折から十数年たったある日、たまたまYouTubeで初心者向けのギター動画を見ました。こちらの方の動画です⇒なつばやしギター小学校
で、これなら弾けるんでないの?と思いながら他の動画も見ていると、弦高を調整する方法を紹介している動画がありました。
弦高とはフレットから弦までの高さのことです。弦高が高いとテンションが上がり、簡単にいうと弦が押さえにくくなります。
ずっと自分の指のせいでギターが弾けないと思っていた私にとって、ギターに原因があるという考えに、目からウロコが落ちました。
早速自分のギター弦高を測ってみたら4mm弱でした。やすりを買って、休日に2時間かけてサドル削りを行い、1mmほど削ったらなんとなく押さえやすくなった感覚がありました。
ずっと指が痛くて続かなかったけれど、完全に諦める前に自分にできることがまだあるのだ、とギターへのやる気が再燃したのでした。
もしギターを始めたけど指が痛くて…という場合は、弦高の確認をしてみるとそこに原因があるかもしれません。