進撃の巨人（16）を読む【感想】

16巻です。

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16巻　あらすじと感想

レイス家は代々「巨人の力」と「世界の記憶」を継承していた。ただ一人世界の成り立ち知り、人々の記憶を改ざんできる存在。しかしエレンの父グリシャは、レイス家の長女フリーダの持つ巨人の力を奪い、その力をエレンへ受け継がせたのだった。

だが巨人の真の力を発揮できるのはレイス家の血族のみ。そのためにはヒストリアが巨人化し、エレンを食らう必要がある。果たしてヒストリアの選択は？

ハンジ生きているのか？

王の理想は、人類の記憶を塗り替え一糸乱れる平和を築くこと。人々が壁外の記憶を失っているのもの王がその力で記憶の改ざんを行っていたからだった。しかしその力は万能ではなく、少数民族には効果がなかった。そして東洋の一族とアッカーマン家は王の理想に異を唱えていた。

レイスから語られるレイス家の秘密を聞いていたエレンは、ヒストリアに自分を食べて人類を救ってもらうよう懇願した。

少数派は大事と、そういうことですかな。あとエレンの絶望モードが始まった気がします。

初代レイスの王は人類が巨人に支配される世界を望んだ……ヒストリアが巨人の力を継承することはすなわち初代王の思想に支配されることである。

巨人の力を継承することを拒んだヒストリア。代わりに父親がとんでもない巨人に！？

「私は人類の敵だけど…エレンの味方」こんなこと言われたら嬉しいですね。

ところで「巨人に支配される世界」とはどういう世界なのだろうか。壁が破壊されるまでの100年は「平和」な時代として人々に記憶されていると思うのだけど、それこそが巨人に支配されている世界だったということなのか。わからん。

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第17巻へ続く……