日本再興戦略…安倍内閣による成長戦略と同じ名前を持つ本書には一体何が書かれているのだろうか。
ということで、今回紹介するのは『日本再興戦略』です。赤い表紙がまぶしいぜ。
一読して印象に残った言葉を2つピックアップしました。
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百姓たれ
ひとつめは、「とくにこれから重要になるのが、「百姓的な」生き方(79頁)」という言葉です。
本書でいう「百姓」は、「100の生業を持ちうる職業(37頁)」を指します。著者である落合陽一氏自身も百姓であり、「大学で教えつつ、メディアアートをしつつ、会社を経営してい(79頁)」るということです。
百姓という言葉は、複業と言い換えができるかもしれません。サラリーマン一筋という働き方から脱皮し、様々な仕事をやってみることが大事なのだと思いました(そして、それが可能な時代になっている)。
また、百姓的な働き方をすることで、それぞれの仕事が掛け算されてまた一段とクリエイティブになるということなのかなと思いました。
できることからやろう
ふたつめは、「「自分探し」より「自分ができること」から始める(241頁)」です。
考えに考えて動けなくなるよりも、とりあえずやってみ、ってことです。で、試行錯誤せよ、と。
とりあえず目の前にあることからやってみるの例で、『ひるね姫』という作品が紹介されていました。これ観てみようと思いました。
赤い表紙が鮮やかな本書、自分探しに悩んでいる人はちょっと読んでみてはいかがでしょうか。
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